一般に使用されている資金計画のソフトは、エクセルなどの表計算が非常に多く、WEBによる簡易計算も増えてきましたが、顧客管理・契約管理に連動した資金計画は、ほとんど見当たりません。
ILCでは、15年前(DOS時代)よりデータベースによる資金計画を採用し顧客管理と連動させております。


単純明快に、開発コストが主原因です。
データベースを使用した場合には、使用しない場合に比べて、コストが何倍と違ってきます。

例えば、表計算とデータベースで簡単な家計簿を作ってみましょう。

エクセルを使える人であればほとんどの人が製作可能で、しかも1日で家計簿を作って、その日から使用できることでしょう。
データベースを利用して作る場合はどうでしょうか?おそらくソフトを製作できる人も限られてきますし、製作に日数もかかることでしょう。

資金計画・諸費用計算・償還表・ローン控除・繰上げ返済などのシミュレーションをデータベースで作成して、顧客管理や契約管理と連動させる・・・大きな予算と長期の開発期間が必要であるため、ソフトウェア開発会社はコスト回収の見込みが立ちにくいとしてなかなか実行できないのが現状なのです。



データベースアプリ(ILC) 表計算(エクセル等) WEB+データベース
入力 業務系アプリケーションの形式、ENTERキーで進む

注意表示や誤操作警告が豊富でケアレスミスが起こりにくい
自由度は高い

反面、ケアレスミスが起こりやすい
Webによるアンケートのように、Tabキーで進む

送信ボタンをクリックしないと正誤チェックが難しい
計算 1項目入力ごとに、関連を再計算

逆算機能等、便利な機能が豊富
1項目入力ごとに、関連を再計算

シートが巨大化するため、
逆算等はつけにくい
入力しても、関連の自動計算はできない→送信ボタンが必要

ページを重くすることができないので、便利ツールは搭載不能
データ データベース直結。他のシステムで内容参照・利用が可能。 1顧客1資金をシートごとに保存多くを保存すると、ハードディスク内の保存容量も大きくなり、該当するシートを探し出すことも難しい 資金計画は簡易版が主流で、データ保存は原則としてしない

データベースに保存する形式も作成可能だが、現在は顧客管理連動型は見当たらない
マスター 金融機関マスター
(金利など)
諸費用マスター
(各費用や係数)
物件マスター
(区画・号室の情報)

LAN・WANで一元管理 
シートごとに用意するのは重すぎて難しい

別シートからの読込み形式のものは今のところ見当たらない
データベースにすれば可能だが高機能版にするには、ページが重くなる点の解消が課題 
保守 ILCのホームページより最新版をダウンロードしバージョンアップ(新型融資・税制改正などに対応)

アプリケーションなのでPC1台ごとにバージョンアップ作業が必要
最新版のシートを入手して使用 最も保守が容易

サーバーのシステムを置き換えるだけでOK



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